COWSPIRACY: The Sustainability SecretをNetflixで視聴しました。
以前、レスター・R・ブラウン – WikipediaのプランB4.0
を読んだときに、同じような話があったなと本を探して紐解いてみました。
結局、食物連鎖の上位にある生き物(人間が一番上ですが)を食料とするということは、より集約された状態でのカロリー摂取となるので環境負荷が高いということになります。すなわち、穀物を食料とすることが一番環境負荷が小さく、肉は一番環境負荷が高いということです。家畜を育てるまでに必要な水の問題も大きいですね。水不足は深刻であり、家畜より人間に回せよということでしょう。
また、CO2よりもメタンガスの方が温室効果ガスとしての影響が大きい(メタンガスはCO2の25倍の影響)ことを考えると、家畜による影響は、化石燃料より大きいようです。単純は排出量だけを出して、影響係数を勘案しないと紛らわしいですね。
このビデオだけだと、「菜食主義者になりましょう」という主張はわかるのですが、ちょっと非現実的な感じもします。でももう年齢的に「肉はそんなにいらない」と思う私などは、この主張に貢献できそうです。
温室効果ガスについては、CO2の影響がどうだとか、いろいろと議論はあるようですが、世界中の人が今の先進国のレベルで牛肉を食べることは物理的に(生産能力的に)できないようですから、何か考えていかないといけないことは間違いなさそうです。
それと、CO2も勿論削減しないといけないですね。でも自動車も電気も使わない生活には戻れない、となると効率の良い使い方を心がけること、そして、技術開発でしょうか。ガソリン自動車も火力発電も効率悪すぎでしょう。せめて70%くらいにしないと。太陽光発電だってもっと効率悪いし、せめて50%くらいにしないと。頑張れエンジニア。
参考: