1 WiFiルーターのセキュリティが危ない
WiFiルーターのセキュリティについてどの程度気にしていらっしゃいますか?
意外と購入した時点で設定したきりという方も多いのではないでしょうか?
パソコンやスマホは、定期的にアップデートが提供されていますが、実はWiFiルーターもアップデートがおこなわれています。通常は、私たちの気がつかないうちにアップデートされていることが多いので改めて気にすることはないかもしれません。
ところがこのWiFiルーターのアップデート、メーカーが提供を終了することがあるんです。
下記の記事を参照すると購入後3〜4年経ったら、サポート状況を確認した方が良さそうです。
基本的にはサポート終了後は買い換えしか方法はありません。
2 WiFiルーターのセキュリティをチェックしよう
「am I infected?」は、「横浜国立大学・情報・物理セキュリティ研究拠点」が運営する「IoT機器のマルウェア感染と脆弱性を確かめる検査サービス」です。
「近年、家のルーターやウェブカメラなどのIoT機器を狙ったサイバー攻撃が急増しており、あなたのご自宅のルーターも感染している危険性があります。まずは、感染状況を調べてみませんか?」とのことで自宅のルーターのセキュリティチェックに一度試して見るのはいかがでしょうか?
「メールアドレス」、「現在の環境」、「このサイトを知ったきっかけ」をそれぞれ入力し「私はロボットではありません」をチェックし「感染診断をはじめる」を押すだけで診断がおこなわれます。
診断結果は、メールで送られてきますが、メールに添付されているリンクを開く際には、診断を実施したブラウザで開く必要があります。
実際に検査した結果の例を貼っておきます。
3 サポート終了したらどうすれば良いか
3.1 自分で作る
自作するという手もあります。例えばRaspberry PiにWiFiのドングルを挿してルーター化するという方法です。価格的にもそれなりで作成可能です。この場合、自分でRaspberryPiのアップデートを続ける限り基本的にサポート終了ということはありません。親局一つを運用するだけなら技術的なハードルは高くありません。
しかしながら、それにかける開発と運用の労力(時間)はそれなりにかかります。また最新技術(メッシュネットワークなど)を構築しようとするとハードルはかなり高くなります。
趣味と実益を兼ねてやってみようと思えば楽しいかも知れません。
3.2 買い換える
現実的なのは、買い換えです。
数年経つと新技術が導入されていて以前より高速で通信可能になっていることが多いです。
最近、売れ筋のルーターを調べてみました。
やはり今買うならWi-Fi 6E (11ax)対応でしょうか。一戸建てや広いマンションであればメッシュ対応も検討してみても良いでしょう。
Aterm WX11000T12 | 製品一覧 | AtermStation 35千円程度目安
Aterm WX7800T8 | 製品一覧 | AtermStation 18千円程度目安
WXR-11000XE12 : Wi-Fiルーター : AirStation | バッファロー 37千円程度目安
WSR-5400XE6 : Wi-Fiルーター : AirStation | バッファロー 16千円程度目安
WNR-5400XE6/2S : Wi-Fiルーター : AirStation | バッファロー 28千円程度目安
Archer AXE75 | AXE5400 トライバンド ギガビット Wi-Fi 6Eルーター | TP-Link 日本 19千円程度目安
Deco XE75 | AXE5400 トライバンド メッシュWi-Fi 6Eシステム | TP-Link 日本 30千円程度目安
Wi-Fi 6E(11ax) 2402+2402+574Mbps Wi-Fi ギガビットルーター – WRC-XE5400GS-G エレコム 15千円程度目安
どれを選んでも問題ない製品にみえます。
4 まとめ
以上、まとめます。