1 生体認証デバイスの採用状況
スマートフォンが普及したことで生体認証はごく一般的なことになりました。
生体認証にはさまざまな方式がありますが、広く普及しているのは顔認証と指紋認証です。
1.1 モバイル系デバイス
iPhoneは顔認証で、SEシリーズは指紋認証です。Androidは、機種によりさまざまですが顔認証と指紋認証の両方を搭載した機種も多くあります。
MacBookではTouch IDが搭載されています。
Windowsでは、Windows Hello対応の指紋認証と顔認証がサポートされています。モバイルノートPCには指紋認証がついていることが多いですが顔認証も一部あります。
1.2 デスクトップ系デバイス
MacもWindowsもデスクトップ系のパソコンには生体認証は多くありません。
MacではAppleのTouch ID対応のキーボードを使えば生体認証可能です。生体認証デバイスのみでは提供されていませんので、自分の好みのキーボードを使うことはできません。
Windowsは、外付けのWindowsHello対応デバイスで指紋認証も顔認証もできます。ほとんどはUSB端子に接続するタイプです。
2 生体認証デバイスの必要性
生体認証デバイスは、ログインを簡単にしてくれるという効果があります。
しかし、それだけではなく今後導入されてくるパスキー対応のデバイスとして重要性が増してきます。
パスキーと生体認証と組み合わせることによって2段階の認証でサービスへのログインをおこなうことになり強固なセキュリティを確保できるためです。
3 生体認証デバイスは購入できるのか
3.1 インターネット
さて、では生体認証デバイスを購入しましょう。ということでインターネットで調べてみると、指紋認証デバイスはヨドバシカメラでも２種類、BIC CAMERAでも２種類、Amazonでもいろいろな製品がありますが、信頼できる製品は２～３種類程度だと思われます。ちなみに、ヨドバシカメラやBIC CAMERAでも、生体認証デバイスの在庫はなく、取り寄せになっていました。
顔認証対応カメラ
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指紋認証デバイス
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3.2 秋葉原
そこで、秋葉原に出かけて探してみました。秋葉原に出かけて気がついたのはPCショップ（パーツや周辺機器を多く扱っているお店）の減少でした。一時期、自作PCが盛り上がった時期に比べて、PCショップの数が3〜4分の1程度に減ってしまった印象です。スマホショップや中古PCショップはそれなりにありましたが、PCショップは少ない印象でした。それでも、約10店舗回ってみましたが、生体認証デバイス（指紋認証USBドングルや顔認証カメラなど）を見かけることはありませんでした。店員さんに聞けばあるかもしれませんが、選べるほどには存在していないようでした。
3.3 買ったのは
最終的に、私はBIC CAMERAでリーズナブルなデバイスTE-FPA2を注文しました。現在、セキュリティがますます重要視される時代において、生体認証デバイスがあまり市場に出回っていないことに驚きました。
